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散文詩 - 2025.06.12
暗い夜道の隅っこに自分が落ちている 街灯の下、たかる虫の騒々しい中 混じって自分が舞っている 側溝の澱んだ水の中 そっと自分が覗いている 傾きかけた標識に 消えかけたグラフィティーに 夜間工事の音の中に 自分が潜んでこっちを見ている 嬉しくもなく悲しみもなく 寂しさもなく。...
明日はどようび
四六時中自宅にいると、たくさんの訪れがあるものだ。 加湿器は少し変な歌を歌っていて、窓の外は首都高の轟音。 この季節は、あの花の香り。思えば父も母も、草花に詳しかった。 インターフォンが鳴れば合言葉。玄関先に置いておいてもらえますか。 午前、だんだんと湿気が重なって、...
理由があれば
それぞれの期限がついた私たちが、 いつ、どういう仕草をしてて、 それがどう正解だったかだなんて そんなことを考えています。 ー高校生の頃、夏服から冬服(中間服なんて無かった)に変わるこの季節に、生活がどうしようもなく嫌になって、授業の毎時間に、ひとり家を飛び出す空想をしてい...
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